災害後、被害が大きすぎると1ヶ月たっても思うように欲しいものを購入できない
ことがあります。
赤ちゃんはミルクからほぼ栄養を摂っているため「ミルクがない=深刻な栄養不足」
につながります。
ミルクが手に入るまでの間、赤ちゃんの命をつなぐミルクの代用となるものをまとめました。
また災害時は、いろいろ不便になるためついミルクを冷ましすぎてしまうことがあります。
冷ましすぎたミルクは、再加熱しても品質に問題は生じないのでしょうか?
目次
災害で粉ミルクがどうしても手に入らない!緊急時の対処法!
今から紹介する方法は、あくまで粉ミルクがどうしても手に入らない時の
緊急時の対処法です。
赤ちゃんが、気に入ったからといって、粉ミルクの代わりに常用するのは
避けてくださいね。
また災害時は、哺乳瓶を消毒ができないこともあります。
そんな時はレンゲやスプーン、紙コップなどで代用することができます。
緊急時にミルクをあげることができない場合、脱水症状と低血糖に
ならないよう注意します。
粉ミルクの代わりに、5%濃度の砂糖水を少しずつ飲ませます。
作り方は100ccのお白湯に5gのグラニュー糖を混ぜるだけ。
5gの目安はスティックシュガー1本程度です。
グラニュー糖の代わりにコンデンスミルクを使う場合は、お白湯100ccに
コンデンスミルクが10gです。
赤ちゃんのミルクが冷たい!冷まし過ぎたら再加熱して飲ませてもいい?
さてミルクを作ったものの赤ちゃんが飲まなかった。
災害時なので捨てるのはもったいない。
災害時ではなくてもよく起きるんですよね。
ミルクを作っている間に赤ちゃんが寝てしまったとか…
その場合、作ったミルクはどれぐらいまでなら飲むことができるのでしょうか?
口をつけていない場合は2時間を過ぎたら処分、冷蔵庫に入れる場合は
24時間を過ぎたら処分するとの目安があります。
ただし作ったミルクは、栄養価が高いので、雑菌が繁殖しやすいため
ミルクの作りおきはなるべく避けるようにと推奨されています。
飲ませる場合は自己責任になります。
さてそれでは、冷めてしまったミルクを後で飲ませる時は再加熱は
OKなのでしょうか?
※その前に赤ちゃんは冷めたままのミルクでも飲むのですが、
冷たいミルクは腸を冷やし、免疫力を下げるため病気にかかりやすく
なってしまいます。
ミルクを再加熱する時は電子レンジは危険です。
電子レンジで加熱すると温め方にムラが出やすいため、ぬるいと思っていた
のに中はとても熱くなっていることがあります。
①鍋でお湯を沸かします。
②均等に熱が加わるように、ミルクの入った容器を回しながら湯煎にかけます。
※雑菌が繁殖するため15分以上の加熱は避ける。
※再加熱したのに飲まなかった場合は処分する。
まとめ
いかがでしたか?
災害時は普段行っていたことができなくなります。
大人はカップ麺やスナック菓子で、つなぐこともできますが赤ちゃんはできません。
緊急時にできることを知っておくことはとても大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。