母子手帳は、妊娠中のママと赤ちゃんの記録をつける大切なものです。
では海外で出産する場合、母子手帳はどうすれば良いのでしょうか?
母子手帳は海外で発行することもできますが、
海外版でなくてはならないという決まりはありません。
日本で使っていた母子手帳を引き続き使うことも可能です。
ただし出産する時に、日本人スタッフがいない可能性がないとは言い切れないため、
万一に備えて、日本で2カ国語版の母子手帳を入手しておくという方法もあります。
海外で母子手帳を申請する手続き方法と、日本で2カ国版の母子手帳を
手に入れる方法についてまとめました。
目次
母子手帳は海外でもらえる!?必要書類と手続きについて!
海外で母子手帳を発行してもらう場合は「日本大使館または日本国領事館」で
申請手続きを行います。
郵送でも受け付けてもらえるので、安心ですよね。
対象者は日本国籍を持ち、妊娠中あるいは、産後1年以内の女性です。
旦那さんが代理で、申請手続きに行くこともできますが、
その場合は、婚姻関係が証明できる婚姻証明書などのコピーが必要になります。
日本では、病院の妊娠証明書があれば、自治体から無料で母子手帳を
交付してもらえます。
海外の場合は、揃える書類が多いので、申請時に揃え忘れがないように
気をつけてくださいね。
海外で母子手帳を申請するために必要な書類
・妊娠または出産を証明する書類のコピー
・旅券のコピー
・郵送希望者は返信用封筒に返信用の切手をはったもの
母子手帳の英訳は必要?海外で出産する場合はどうなるの!?
大きな病院ならば、日本語にも対応できるスタッフがいるとは思いますが、
絶対いるとは言い切れません。
病院には、日本人スタッフや日本語が分かるスタッフがいない場合も、
十分に考えられます。
英語に自信がないママは、日本にいる段階で2カ国版の母子手帳に
切り替えておくことをおすすめします。
英語が話せなくても、母子手帳に2カ国の記載があれば、
なんとか伝えることができます。
有料になりますが、ネットで購入することができるんですよ。
株式会社母子保健事業団
https://www.mcfh.co.jp
税抜き760円です。
英語以外の2カ国語版母子手帳が、全部で9種類あります。
海外で出産する当日、日本語が話せないスタッフしかいない場合もあります。
ドイツで出産した時に、へそのうを捨てられた人もいるそうです。
どのような出産を希望するのかについて、あらかじめ想定して伝達事項を
辞書などで調べておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
妊娠中に渡米が決まり、海外で出産する場合は、2カ国版の母子手帳が
強い味方になってくれますよ。
移住してから現地で手に入れる方法もありますが、
移住してしばらくは思いっきりバタバタすると思います。
日本にいる間から切り替えておくとスムーズかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。