同じ小ささの赤ちゃんが2人も!
お互い同じような動きをしてみたり、一緒に並んで寝てみたり、
時にはおそろいの服を着てみたり。
双子の赤ちゃんて見ているだけで可愛いし癒されますよね。
そのかわり、お世話となるとママも大変!!
特に生まれてから数カ月の間は、いつ何を要求するか分からない状態で
ママは、24時間体制で対応しなければなりません。
2人同時にミルクを欲しがる場合だってあります。
1人でも大変な子育てなのに、2人なんてどうすればいいの?!
そんなはじめて双子を育てるママに、授乳やミルクのあげ方のコツをご紹介します!
まずミルク間隔ですが、生まれてすぐの赤ちゃんはだいたい
2~3時間おきの授乳が必要。
2人いっぺんにあげるのは大変だからミルクの間隔をずらそう!
なんて思って実際実行しちゃうと、これまた結構大変。
生まれてまだ月齢の浅い赤ちゃんは、ミルクを吸う力もまだまだ弱いです。
そのため授乳時間も長くなってしまい、1人につき30分かかってしまうことも。
単純計算では、2人でミルクの時間だけでも1時間!!
その他にもおむつを替えたり寝かせたり、やることはたくさんあります。
だったらミルクはいっぺんに終わらせたいですよね。
そうなると、選択肢として残ったのが同時授乳。
ミルクの場合は、哺乳瓶や乳首の替えを多めに用意しておいた方が良さそうです。
また、バウンサーが一つあれば1人は抱っこで、1人はバウンサーに乗せて
飲ませてあげることができます。
寝かせるときに、少し角度をつけてあげることで、ミルクを飲むときに
むせる心配も軽減します。
母乳の際には、U字型の授乳クッションが役立ちます。
U字型のクッションをママに装着し、2人をそれぞれ左右の脇に抱えながら
同時授乳。
いわゆる「フットボール抱き」です。
首や腰が安定してきたら、2人をそれぞれ左右の太ももに乗せて、縦抱き授乳
もできます。
その他にも、子供2人を寝かせた状態でママがうつぶせになって授乳する
というパターンもあるようですが、体勢的にはちょっときつそうです。
もちろんご主人やおばあちゃんなど他に大人がいるときは、
母乳とミルクを交互に飲ませてあげるのも同時授乳のひとつの手です。
いずれにせよ、育児で疲れたママの身体が少しでも負担が減るよう、
その時に合わせた授乳方法を取り入れましょう。
目次
双子はミルクか母乳どっちが良い?その理由は?
「母乳だけで育てたい!」という人や
「先のことを考えて粉ミルクで育てたい!」という人など、
意見はバラバラです。
正直、どっちが良いということははっきりとは言えません。
ただ、それぞれメリットやデメリットがあります。
≪母乳のメリット≫
①お金がかからない
②赤ちゃんの免疫力が高くなる
③どこでもすぐにあげられる
④沿い乳ができるので寝かせやすい
などです。
≪母乳のデメリット≫
①乳首が切れることがある
②だらだら飲みで時間がかかってしまうことがある
③人に預けられない
などが挙げられます。
≪粉ミルクのメリット≫
①決まった量を決まった時間にあげれば良い
②誰でも飲ませられるので何か用事の際には預けることもできる
③安定した量を与えられる
≪粉ミルクのデメリット≫
①消毒・洗浄が大変
②お金がかかる
③外出時には粉ミルクやお湯、哺乳瓶など荷物が増える
などが挙げられます。
ましてや双子となるとどちらが良いか迷いますよね。
個人的な意見としては、混合をおすすめします。
もちろん2人同時に母乳を飲ませられるときは、母乳をあげればいいですし、
頼める大人がいる場合には、片方の子には粉ミルクをあげ、
次のミルクの時間には、もう片方の子に粉ミルクをあげることもできます。
時と場合に合わせて使い分け、手伝ってもらえれる時には、
周りの人に手伝ってもらうように環境を整えていきましょう。
その方がママも肩の荷が少しおりますよ。
「必ずこうじゃなきゃダメ!」ということはありません。
精神的な負担も考慮しながら、粉ミルクや母乳を使い分けましょう。
最近の粉ミルクは母乳にとても近づいています。
質もとても良いものが多いので、ぜひ検討してみてくださいね。
双子の夜中の授乳が辛すぎる!?ママが楽になるおすすめ3選!?
夜中に1人が起きて授乳。
やっと寝た…と思い自分も寝ようとすると、今度はもう1人の子が起きて授乳。
両方寝たかな…と思うと今度はさっきの子が…
これじゃ睡眠不足どころの騒ぎじゃありません。
何かいい方法は、ないでしょうか!?
もちろん、夜中の授乳おすすめ方法3選をご紹介しますね。
《双子の授乳時間を同じにする》
まず一つ目は、夜中の授乳時間を2人とも同じにすることです。
つまり、1人が起きて1人が寝てても、寝てる方を起こして
一緒に授乳します。
同時授乳も大変かもしれませんが、ママの睡眠時間も大切。
一緒に授乳することで2人とも満腹になる時間も一緒なので、
寝てくれたら2人ともしばらくは寝っぱなしです。
授乳時間を子供たちに合わせてもらうように、してみましょう。
《昼間しっかりと遊ばせる》
二つ目は、夜中にぐっすりと寝てもらうために、昼にしっかり
遊んであげましょう。
お昼に疲れてくれると、夜はわりと寝てくれます。
生後4カ月以降は、生活リズムも整えてあげるためにも、
お昼は起きているときに、しっかり相手をしてあげましょう。
《寝室の明かりはオレンジ系に》
三つ目は、就寝前の電気の明かりです。
煌々とした明るく白い電灯を浴びていると、いくら眠くても神経まで
ゆっくり寝られません。
寝室の明かりはなるべく、オレンジ系のリラックスできる色がおすすめです。
寝る前に神経をリラックスさせることで、赤ちゃんもぐっすりと
寝てくれますよ。
まとめ
1人の赤ちゃんでも育児で色々悩むのに、双子だと悩みや大変さも2倍です。
まずは、ママがストレスをなるべく溜めずに育児をすることが大切です。
ストレスを抱えてしまうと、母乳の出方にも影響してしまいます。
しんどい時には無理をせず、周りの人に手を差し伸べてもらうことも重要。
心に余裕を持たせることで、他の人には味わえない双子の可愛さを
よりたくさん実感することができます。
母乳やミルクを上手に使い分けながら、可愛い双子の赤ちゃんを
育てていってくださいね。
この記事が双子のママの参考になれば幸いです^^