現代では、男女ともに働かなければ、なかなか生活も成り立ちません。
妊娠しても、臨月ギリギリまで仕事を続ける方も多いです。
ですが、はじめての妊娠ともなると心配になる方も多いでしょう。
特に妊娠中期以降は、体が急激に変化し、心が追いつかず、不安になる方も多いようです。
一般的には妊娠後は安定期に入るまで、仕事も休み安静にする方が良いとされていますが
個人個人で事情もことなり、働くことを選ぶ方も多いはずです。
そんな時のために、極力体に負担が掛からない工夫と、知っておくと得する妊娠のあれこれをご紹介しましょう。
目次
妊娠初期の安静はどの程度まで?気を付けるべき注意点とは?
一般的には妊娠初期は、最も流産しやすいとされています。
赤ちゃんが、お母さんのおなかの中に、とどまっておく力にも個性があります。
本来であれば仕事も控え、重いものを持つことや、走ったりするのは控える方が
良いとされています。
人によっては、悪阻や貧血がひどく、動きたくても動けない方もいるようです。
とは言っても、妊娠は病気ではありませんので、寝たきりで過ごす必要もありません。
気をつける点としては、走らないこと、過度に汗をかくような強度の運動もしないこと
重いものを持たないこと、ヨガやピラティスなどのねじる動きの多い運動も控える方が
良さそうです。
妊娠初期の安静はいつまで?気になる期間はどのくらい?
具体的な安静の期間ですが、これも個人差があります。
一般的には、妊娠4ヶ月以降は安定期と呼ばれていて、妊婦さんの体調が落ち着いてくる
時期と言われます。
ですが、人によってはつばが飲み込めない、食べ物の匂いで気分が悪くなる。
食事を受け付けない、もしくは食べないと気分が悪くなるということもあります。
大切なことは、かかりつけのなんでも相談できる産婦人科医を見つけることです。
不安な気持ちは、へその緒を通じて赤ちゃんにも伝わります。
些細なことだと、自分で気持ちを押さえ込まず、かかりつけ医に聞くようにしましょう。
それに応じて安静にする時期や、仕事のペースなど納得できるように、話し合って
みてください。
まとめ
妊娠や出産は一人でするものではありません。
家族や身近な人にも相談してみてください。
一見妊娠はハッピーで、幸せなことしかないように思われがちですが、
そうやって周りが接することで、妊婦さんを追い詰めることにもなります。
自分ひとりでしんどくならないように、なんでも話せる環境や相手を作ることも、
良い気分転換です。
妊婦さん同士の集まりは、産院や病院でも開催されていますので、時間を見つけて
参加してみてはいかがでしょうか。
大切なことは「母子ともに無事であること」です。
無理のないようにゆったりと過ごしてみてください。