子供は大人に比べて、赤い湿疹が出ることが多いですよね。
子供の皮膚の厚さは、大人の1/3くらいの薄さなので、刺激を受けやすいのです。
赤い湿疹を見つけたら、まず頭に浮かぶのが、アレルギーや高熱を伴う感染症という言葉。
でもその場合は、口の周りだけでなく全身に赤い湿疹が出るんですよね。
今回は、子供の口の周りに赤い湿疹ができている時に、考えられる原因や
病院へ行く目安、市販の薬をつけるならどれがおすすめ?などの
気になる疑問にお答えします。
目次
口の周りが赤い痒い!!こんな場合の対処法は!?
口の周りが赤くなり、時には湿疹や痒みもある症状は、子供だけでなく
大人にも発症することがあります。
実は私もよく口の周りが赤くなり、湿疹や痒みが起きることがあります。
症状が出るのは、決まって岩塩や醤油、スイカを食べた時などです。
でもひとつだけ、口の周りが赤くなる条件があります。
口を大きく開けた時に、これらの食材が口の周りや唇につかなければ、
何も起きないのです。
そして、赤い湿疹が出来るのは決まって、食材が口の周りや唇についた時です。
口の周りが赤くなり痒みが出た時、てっきりアレルギーを発症したと思い込み
病院へ行ったことがあります。
岩塩や醤油は調味料なので、どの料理に含まれているか分からず怖い!
と思ったからです。
皮膚科を受診したところ、診断結果は「接触性皮膚炎」でした。
皮膚に直接触れたものが、原因で起こる炎症や湿疹などを接触性皮膚炎と呼ぶそうです。
医師から、子供の口の周りが赤い時は、この接触性皮膚炎が原因であることが多いとの
話も聞きました。
口の周りが赤いだけでなく、痒みもある場合は、原因物質を水で洗い流し
炎症がおさまるまで、手で触らせないようにしましょう。
といっても、子供のことなので痒いと掻いてしまうため、傷になったりと
心配ですよね。
数日しても炎症がひかないならば、皮膚科受診をおすすめします。
症状に合った塗り薬を処方してくれます。
口の周りが赤いときの薬でおすすめは?ヒルドイドやワセリン!?
その他に多いのが、乾燥による肌荒れが原因で、口の周りが赤くなることです。
子供は皮膚の厚さが薄いため乾燥や赤み、痒みなど様々なトラブルが起きやすいです。
口の周りは特に、皮膚が薄いので症状が出やすいです。
そんな時には、ヒルドイドやワセリンを肌荒れしている部分に塗るのがおすすめです。
どちらも低刺激で赤ちゃんから使うことができます。
皮膚科を受診した場合も、保湿剤としてヒルドイドかワセリン、尿素のいづれかが
処方されると思います。
ヒルドイドには、保湿作用だけでなく痒みを和らげる作用も期待できます。
まとめ
いかがでしたか?
子供の口の周りだけが赤く炎症を起こしている場合は、接触性皮膚炎か
乾燥による肌荒れが、原因のことが多いです。
特に、子供は皮膚が薄いため炎症を起こしやすいです。
食事の際は、刺激になるものが皮膚についたままにならないよう気をつけましょう。
赤い炎症が出た場合は、皮膚を清潔に保ち、数日様子を見ても治らないようであれば
皮膚科の受診をおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。