妊娠は女性にとって、とても大きな意味があります。
妊娠を経験することで、心身ともに大きい変化を受け入れねばなりません。
特に安定期に入るまでは、体の変化も著しく、妊娠というものに順応していく時期です。
この時期までは、吐き気や眠気など様々な体調の変化が起こります。
これはいくつかのホルモンが、妊娠すると100倍になるからです。
初産の場合、ほとんどの方がこういった変化を経験するようです。
安定期に入れば解消されていくことが多いですが、不安になることも多いでしょう。
ですが、妊娠は病気ではありません。
上手に身近な人たちの力を借りながら、乗り切っていきましょう。
目次
妊娠初期眠気はいつまで?この眠気に終わりはあるのか?
一般的にこういったホルモン変化による体調の変化は、安定期に入れば少しずつ
落ち着いていくことが多いようです。
安定期とは4ヶ月以降のことをさします。
この時期を過ぎるまでは情緒も安定せず、情緒も不安定になりがちです。
無理をせずゆっくり休養をとりましょう。
もともとの性格が真面目な方は、今までと同じように家事ができないことや
仕事に影響が出たり、周りに迷惑をかけるのではと、悩んでしまう方も多いです。
妊娠初期のねむけは、体が本能的に自信を守ろうとする反応なのです。
部屋が汚くても、体を害することもありませんし、世の中には後回しにしても
良いことがたくさんあります。
肩の力を抜いてみましょう。
妊娠初期のだるい無気力をどう乗り切るか?その方法とは?
同じ理由で倦怠感が激しい人も、いらっしゃるようです。
人によっては、動けないほどの貧血などを起こす方もいるようです。
可能であれば、パートナーや身近な人に、妊娠がどういうものであるか、無気力や
イライラや倦怠感は、ホルモンのバランスのせいであって、出産に向けての過程であると
説明すると良いかもしれません。
もし気分が落ち込んだり、八つ当たりをしても気にしないでいることが、一番心強い
サポートであることも合わせて説明しておくと、お互いにストレスがなく過ごせます。
誰かに頼れる環境を作っていけるようにしていきましょう。
まとめ
妊婦さんと赤ちゃんは、へその緒を通じてつながっています。
栄養だけでなく、精神面でも母体から大きな影響を受けます。
妊娠していなくても平常心を保つことは難しいですが、呼吸法などをうまく取り入れると
血液循環もよくなり、精神的に安定しやすくなります。
優しく体をねじるような運動も、自律神経を整えるのに有効です。
この運動は腸の刺激にもなるので、妊娠中に起こりやすい便秘にも有効と言えるでしょう。
普段から、心身ともに上手に力を抜くことができるリラックス上手さんは、お産も上手な方が多いようです。
時々で良いので、良いイメージを持ってゆったりと深呼吸をすると、リフレッシュ効果もあるのでおすすめです。