保育所に入園する条件は、子供を保育するものが働いていたり、
病気で、子供を十分に保育できない状態にあることです。
保育所は、0歳~小学校に上がる前までの子供を預かり、親に代わり子供の
保育をしてくれます。
一方幼稚園は、3歳以上~小学校に上がる前までの子供を預かってくれる
のですが預かり時間が短く、平均すると9時~14時となっています。
幼稚園では、ひらがなの勉強など小学校入学後スムーズに、勉強に取り組める
ことを想定して子供に幼児教育を行ってくれます。
気になる費用面や子供の学力面で違いがあるのかについてまとめました。
目次
保育所と幼稚園どちらが安い?費用の比較などもご紹介!
幼稚園は、世帯収入は関係せず月に払う料金は一律です。
幼稚園には公立と私立があり、学費面でかなり差があります。
文部科学省のデータによると、公立幼稚園の月謝の平均12462円で
私立幼稚園の月謝の平均は30613円です。
とは言っても、私立幼稚園ではかなり差があります。
地域によっては、公立の幼稚園がない場所もありその場合
私立幼稚園といっても、月謝が1万円程度のところもあります。
東京の御三家幼稚園の場合、かなりお金がかかります。
若葉会幼稚園
入園料 20万円円 年間保育料 37万2千円
愛育幼稚園
入園料10万円 年間保育料42万円
枝光会幼稚園
入園料5万円 年間保育料32万4千円
保育所の月にかかる保育料は、世帯の収入や子供の年齢、子供の数によって
金額が変わります。
子供の年齢が低いほど保育料は高くなり、二人目以降を通わせる場合は
料金が割引になります。
平均すると月に3万円程度かかります。
保育所と幼稚園で学力に違いはあるの?指導内容の違いは?
保育所と幼稚園とでは、子供の過ごし方に大きな違いがあります。
基本的に保育所は、親の代わりに食事や排泄、昼寝などの世話を行ってくれます。
一方で幼稚園は、一日に4時間程度の教育を受ける場所と定められています。
ただし幼稚園は、運営者により方針にかなり違いがあります。
小学校に入ってから困らないように勉強に力を入れるタイプと
自由にのびのび遊ばせることに力を入れるタイプに大きく別れています。
体育の指導に熱心で力を入れている幼稚園や、音楽の指導に時間を割いているなど
指導内容にも違いがあるため、入園する際には情報をよく収集してからにしましょう。
このような違いから、保育所出身の子供と幼稚園出身の子供とでは
学力にかなり違いが出そうに思えますが、
小学校に入学した後は、保育所だからどうの、というのはほとんどないそうです。
まとめ
いかがでしたか?
保育所と幼稚園のどちらを選ぶかは、家庭の状況に合わせるのがベストです。
地域ごとに保育園も幼稚園も複数ありますが、園によって雰囲気や指導方針が
全然異なるため、実際に通わせている保護者の話を参考にしたり、
見学に行ってから選ぶようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。